建具Fittings
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体に優しい天然建具Fittings
無垢の建具とは
無垢の建具
開け閉めが出来る部屋の開口部のことを、建築用語で建具(たてぐ)と呼びます。
建具の種類は大きく二つに分けられていて、玄関や窓サッシは「外部建具」、お部屋の中のドアや引戸などは「内部建具」といいます。
今回は、主に「内部建具」で、弊社でもよく採用させていただいている、無垢の素敵な建具の紹介です。
「本物の良さ」が味わえる、無垢の建具
内部建具はインテリアのイメージを決める重要な要素です。
昔は、建具屋さんと呼ばれる職人さん達が、一枚一枚手作りをしていましたが、近年は、メーカー品の建具が広く出回るようになり、建具屋さんが関わる現場は、とても拘った住宅や、リフォームなどで、既製品が合わないために場にあわせて作る必要がある場合などで、だいぶ少なくなっています。
建具の素材も色々ありますが、普通の住宅やマンションで使われているのは、ラミネート建具と呼ばれる、合板の下地に様々なデザインのシートを貼った建具が主流となっています。
ラミネートの建具の良さは沢山の色やデザインの中から選んで頂ける事ですが、近年、本物の良さが見直され、自然素材を希望される方が多くなっています。
そこで、注目されているのが無垢の建具です。
無垢の建具は中が空洞ではなく天然の木板を組み合わせて作られています。
素材は杉や檜、パインなど木の種類も様々です。塗装にも木の良さをそのまま生かす自然塗装や汚れがつきにくいウレタン塗装があり、塗装の仕方によっても全く違う雰囲気に仕上がります。
無垢の建具のメリットとデメリット
調湿効果があるなどメリットが多い無垢の建具。
デメリットをご納得頂いて、それも良さとしてお考えいただければ、無垢の建具はお勧めの素材です。
メリット
★高い調湿性を実現
シートを貼り付けている建具を1とすると、ウレタン塗装の無垢の建具の3倍、自然塗装の無垢の建具は7倍もの調湿効果があります。
★時間の経過と共に劣化ではなく味わいになる。
シートを貼り付けている建具は、経年するとどうしても、「古くなってきた」「くたびれてきた」という印象になってきますが、無垢の場合は、経年によって味わいが出てきます。
★天然の木を組み合わせているのでシックハウスの心配が少ない。
★浅い傷であればやすり等で補修が可能。
デメリット
★天然のものなので、木目が均一ではない。
天然の木の木目なので、ショールームやカタログでご覧頂いたイメージとは、若干異なる木目になる事もございます。それを含めて無垢材の良さとしてご理解頂ければ、無垢材はお勧めです。
★反りや割れが出てくる場合がある。
★ラミネート建具に比べて高価である。
★メンテナンスが必要
木目のシートを貼り付けた建具に比べて、無垢の建具はお手入れが必要です。
特に自然素材で仕上た場合、1年に数回オイルやワックスでお手入れをして頂くと年々飴色に変化し味わいが増してきます。
その経過を楽しんで頂ければデメリットではなくメリットにもなります。